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肘折湯治体験記③ [旅 日本]

さて、晩ごはんには何を作ろうか?

湯治宿滞在を想定し、家から持参したのは、真空パックの鰻のかば焼き、山芋15㎝。
新幹線を下車した新庄駅で、庄内特産の国産納豆3パック、お漬物を買いました。
あとは好みの焼酎にワイン。

質素なお膳に足すお料理は、野菜たっぷりの温かいものがいいな。ひと鍋完結で。
肘折の温泉街にある食料品店をいくつかまわり、材料を見た結果、肉豆腐に決定!

でもね、食材にはあまり選択肢がありませんでした。
地元お豆腐屋さんの大きなお豆腐、庄内の糸こんにゃくはいいとして、貧弱な白ネギ
束が398円。

お肉屋さんもあったので、和牛の切り落としは無いか聞いたところ、安価なお肉は
扱っていない、とのこと。
山形と言えども東京の芝浦の市場経由で入荷するため、10%割高になる、と、寂しそう
におっしゃるお店のおにいさん。
でも、少し色が変わっているから、と、2000円/gのすき焼き用のお肉を800円で分けて
くださいました。4000円⇒800円!
そんな山形牛で作った肉豆腐がまずいわけありません。
あ、すき焼きにしてもよかったのか。

IMG_2080.JPGアルミ鍋、見えます?

残ったものは涼しい所に置いておき、食前に加熱して2日目以降も美味しくいただき
ました。
ただ、台所のお水が死ぬほど冷たく、お炊事の辛いこと・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

自炊する場合、その宿の設備にもよりますが、私が持って行ったものは、
・アルミホイル
・プラスチック保存容器
・割りばし、プラスチックのスプーン
・小さな調味料のパック(わさび、ポン酢、ケチャップ)

持って行けばよかったもの
・ゴム手袋(これがあれば水の冷たさもやわらぐ)
・キッチンペーパー
・洗った食器を置く水切りマット
・砂糖(宿で少し分けていただきました)
・炒め油(使わなかったけど、これも少しなら分けていただけるかな)

もちろん山形の地酒、ビールやチューハイ、ヨーグルトなど、現地で調達できるものは
積極的に購入しました。意外とミカンなどの果物も見かけたなあ。



土曜日のお昼は、お稲荷さんのお昼ご飯をサービスでいただいて、ありがたや~。
お昼の出ない日は、地元のお蕎麦屋さんに行きました。

IMG_E2144.JPGIMG_2145.JPG
麺はしっかり太めの田舎そば




土曜日の夜は、肘折ライトアップという催しがあり、なかなかの人出。

IMG_2123.JPGIMG_2120.JPG
IMG_2124.JPG冬の連休限定開催

4日間の滞在で、2年前から編んでいる白い手袋をとうとう編み終わり、本を読む暇も
なく、立ちより湯に出かけたり、散歩したり。


最終日は大変な雪になり、早朝から雪かきで大変です。
高みの見物とはこのことだわ・・・。

IMG_2151.JPG用水路に雪を流す

始発の村営バスは肘折に来るまでに事故、代替バスが来るまで1時間遅れの大混乱。
やっぱり肘折は遠い。
でも、ここまで湯治文化が残る場所も少ない。かつ、システムがシンプルでビギナー向け
でもある。

IMG_2092.JPGIMG_2104.jpg

雪のない季節にも来てみたい。
村はずれに石抱(いしがかえ)温泉という炭酸泉があるらしい。朝市開催中なら、食材
も調達できる。

紅葉の季節に、計画を立てよう。
庄内空港までひとっ飛びして、羽越西線で新庄まで1時間ほど。そこから村営バス。
人も少なく、素晴らしい景色がゆっくり見られるはず。

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肘折湯治体験記② [旅 日本]

すべてのお部屋には小さい食器棚があり、これが非常に便利。
普通のポット以外に電気ポットもありますが、なくなれば台所でお湯を沸かしていました。
お醤油はお部屋にひとつ用意されています。

IMG_2135.JPG端部屋一人用は居心地よさそう

1泊2食付き5500円は、入湯税も消費税も込みの料金です。
いただいたお食事はこちら。見た目が地味なので、3日目は撮りませんでした。

晩ごはん IMG_E2079.JPG朝じゃないよ

晩ごはん IMG_E2115.JPG小鉢も工夫されてます

お酒をたくさん飲む私たち、2晩目からお米をお断りしました[もうやだ~(悲しい顔)]
朝はしっかりいただきます。

朝ごはん IMG_2129.JPGカボチャにあずき!

朝ごはん IMG_2085.JPG納豆は3日目なし

朝食8:00、夕食17:30は、お部屋に運んでいただけ、食べ終われば廊下に。


とても簡素なお膳なんだけど、お米のめちゃくちゃ美味しいこと!はえぬきかな。
メインのお魚も、赤魚や塩サンマなど身も立派で、新鮮なものを加工しているのが分かる。



人の多い東京では人口を賄えるだけの大量な食材が必要ですし、その品質はピンキリ。
低品質の痩せた塩サンマでも、冷凍の魚でも、安けりゃ売れる。
田舎にはそんな品物は流通していないのかもしれません。

一般的に田舎の人って、東京の人よりよっぽどいいもの食べているな、って思うんです。
東京では、お金を払わないとまともなものが手に入らない、お金次第、って感じ。


山形のこんな山奥で、安い宿泊料であったとしても、お客さんに出すものは、質素な食材
なりに吟味されている。宿の誠実さがうかがえます。
もちろん、怪しい食材を使う田舎の旅館もありますが、あちこち旅をしていて、そういう
ことはめったにない。
お米に至っては、どこも本当に美味しいけど、めずらしく九州の九重でひどいお米を
食べたことがあったっけ。後で大都市からお嫁にきた女将さんだと分かる・・・

IMG_2076.JPGIMG_2088.JPG

散策しようにも、村の奥は行き止まりなんです。
食べては温泉に入り、ゴロゴロ、冬はあんまり身体によくないかも。

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肘折湯治体験記① [旅 日本]

四万温泉で、なんちゃって湯治体験をして以来、本モノの湯治がしたいと、山形県の
肘折温泉に行ってきました。
1200年の歴史を持つ湯治場、肘折温泉で3泊の湯治プラン。

IMG_2064.jpgつばさに乗って終点新庄まで

いいお天気の初日、新庄から大蔵村村営バスに乗って肘折温泉に到着しました。

3泊以上で、1泊2食付き5,500円。
石油ストーブ代(1給油)が700円。最終日、灯油が残り少なくなったところ、サービス
していただきました。
そして宿にお支払いしたのが、明瞭会計33,700円

お世話になった西本屋さん、清潔でとてもよいお宿でした。
ご主人奥様が誠実なんだろうけど、お世話してくれる女性の綺麗好きなこと!
お掃除にかける時間が半端じゃない。館内の清潔さがそれを物語っています。


しかし、新庄までの新幹線代、肘折温泉行のバス代などがふたりで合計45,000円弱と、
宿泊費よりかさむのがつらい。再訪したいけど微妙だ・・・。

IMG_2114.JPGIMG_2131.JPG
料金体系は直接予約がお得       お掃除後の一人用セッティングのお部屋を拝見


ご主人によると、現在の宿泊は、平均1.2泊とのこと。ほとんどが一泊なのね。
私たち、四万温泉の2泊があっという間だったので、もっと長く滞在したい、と3泊
しましたが、そんな人も珍しいのね。

そしてお部屋は廊下に障子、カギはありません。
昔は男女別の相部屋もあったようで、ふすま(可動式の壁)で仕切られた部屋もあります。

あちこちひなびた温泉地に行ってますが、もうここまで湯治システムが徹底している
温泉場はないかもしれない。素晴らしいです。

IMG_2137.JPG台所は館内4箇所

簡素なお食事がついているので、基本はそちらをいただいて、あとは食材を持ち込んだり、
簡単な温かいお料理を作るのが楽しみ。
なんと、連泊の場合は、日曜日を除いてお昼ご飯も頂けます。

IMG_2083.JPGIMG_2127.JPG
露天とか求める人(つれあい)が来る場所じゃない

肝心のお風呂は3つ、冬季は貸し切り風呂がお休みです。

宿の源泉は2種類、向かいにはまた源泉の違う公衆浴場があります。
8:00~17:00で、宿泊客は無料。

IMG_2109.JPG温泉神社通行止め

さあ、基本情報は以上です。
私たちの滞在報告は後ほど!
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危なかった [旅 日本]

先週金曜日から、肘折温泉に3泊の湯治旅に出かけておりました。

初日2日目はいいお天気。滞在を終え、帰る日は大雪警報発令中。

大蔵村村営バスの始発8時の便は、新庄から肘折温泉に着く前に雪で事故のため、
代替バスが来たのが9時過ぎ。

帰りは雪の最上川を見ながら新庄から酒田まで。庄内空港から飛行機で帰るつもりが、
大雪のために陸羽西線は不通に。
庄内空港までたどり着いたとしても、朝から2便が欠航で、飛ばなかったらまた新庄
まで戻らないといけない。
そんな最悪なケースを避けるために、飛行機はあきらめ、急きょ新幹線に。

image_123986672.JPG代替バスはおおくら君1号

肘折温泉、積雪最高記録更新の415㎝。

50分遅れで東京に着いたけど、新幹線が動いていてよかった。
湯治旅の詳細はまた、のちほど。
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お年寄りとお人形 [旅 日本]

3泊4日の温泉旅の途中、行程上都合がよかったので、ずっと気になっていた高橋まゆみ人形館を訪れました。

IMG_1577.jpgステキな人形館です

飯山線の線路沿いにあり、最寄り駅は北飯山駅。
飯山線に乗ったことがあるけど、ローカル線の旅では、なかなか途中下車できない。
一度降りたら次の電車がいつになるか・・・。鉄子と観光は相反するものなのです。


お人形はとても素晴らしかった。
世代の違う家族、特におじいちゃんやおばあちゃんを主役にしたシーンを、セットの
ようにディスプレイしています。凝った小物を専門に作る人もいるよう。


高橋さんの制作過程のビデオなどを見た後、ミュージアムショップに移動して、
おじいちゃんとおばあちゃんのお人形のポストカードを見ていると、なぜか涙が
こみあげてきた[もうやだ~(悲しい顔)]

それらポストカードは、農作業をする姿や農閑期に夜なべして内職する姿、高橋さんが
テーマとする働き者のおじいちゃんやおばあちゃんのお人形を、実際の野原や田んぼで
撮影したもの。


善良で誠実な、誰に自慢することもなく、目立つことも考えない、家族のためにひたすら
働く普通の農家のおじいちゃんやおばあちゃんの姿を見て、複雑な気持ちに襲われました。
自分のおじいちゃんやおばあちゃんを思い出したわけでもなく・・・。

昔の人々は、たいしたこともない事に対して”いいね!”を得るすべもなく、ただ自分に
課された仕事を真面目にこなしていくだけの毎日で人生を終えていた。
そんなおじいちゃんやおばあちゃんの日常を人形で再現しているいくつかの場面。

溢れそうになる涙をなんとか堪え、つれあいに見つかっていたら、本泣きしていただろう
から、何もなかったように、また人形を見に戻りました。
後で泣きそうになった話をしたら驚いてたけど[たらーっ(汗)]

IMG_1579.jpg静かな町にお寺がいくつもあります


近くの飯山城址に行くと、敷地内に立派な弓道場がありました。

IMG_1580.jpgこちらは士農工商の”士”ね

かなり高齢と思われるおじいちゃんたちが競技中。
決められた所作どおり、それも競技中のメンバー全体で連携するように動作が進んで
行きます。
相当なキャリアを積まれているようで、まさに武道の世界。
若い子たちが競技しているより、いいものを見せていただきました。
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ひなびた温泉が好き [旅 日本]

熱いお湯が嫌いだし、人の多いのもかなわんと、山奥やへき地の温泉ばかりを訪れて
いますが、温泉ラバーとしましては、草津を知らないわけにはいきません。



が、しかし、やっぱり思った通りの場所でした。

IMG_1610.jpgIMG_1595.jpg

人があまりに多く、国内外を問わず若者がアトラクション的に訪れる場所のようです。

お湯はスバラシイ。熱くてすごいパワー。
久しぶりに味わった、目に入ると激痛もののお湯でした。

そして宿代は高く、その代わり若い人向けの素泊まりの民宿も、街には遅くまで営業する
飲食店もたくさんあります。

普通の宿の宿泊客の平均年齢も低い。
一泊二食付き1万5千円以上の宿代で、岩魚も鯉でもなく刺身こんにゃくが供されたのは
初めて。努力しなくてもお客さんが来るからでしょう。

お湯なら草津温泉に負けないところはいくらでもあります。
得心いきましたので、もう二度と行くことはないだろうな。




妙高高原の燕温泉。こっちの方が断然好み。
宿のお風呂も素晴らしいけど、無料の野天風呂がスバラシイ。

IMG_1565.jpgIMG_1568.jpg

こちらは混浴でハードル高し。つれあいだけ入浴。

IMG_1562.jpgIMG_1553.jpg

妙高高原は紅葉の名所。
早朝から、山を目指してたくさんの人が訪れます。

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湯治のはずが [旅 日本]

ふるさと納税をして頂いた自治体の感謝券を使って、四万温泉に行ってきました。

東京駅八重洲口から群馬県・四万温泉までの往復バスと、温泉宿2泊(1泊2食付き)で
2名分合計、なんと42,720円!交通費込みですわよ!
国内外のツアー客が利用する塩素循環風呂の大箱ホテル利用なら、もっと安いツアー
があるかもしれませんが、宿を吟味できるのもうれしい。

IMG_7535.JPGIMG_7540.JPG

泊まったのは、四万温泉でも有名な積善館
宮崎駿が「千と千尋の神隠し」のインスピレーションを得たと言われる温泉宿は
いくつかありますが、そのうちの一つとのこと。

平日泊まると1泊2食付きで7000円ほど(休日前の上昇率がすさまじい)の宿泊料金
ですから、食事はお弁当レベル。”食事は食治”、なんて謳っていますが、野菜が少なく
味付けもけっして薄くはありません。
2泊目は献立のバリエーションがないのか、かなり偏ったラインナップに。
まあ料金が料金だし、湯治宿と言ってもほとんどの人が1泊なので仕方がありません。


特筆すべきは、お酒などの飲み物は持ち込み自由というところ。
温泉旅館は概してアルコール飲料で儲ける節があるので、安上りで大変けっこう。
私のワイン1本とつれあいの焼酎920ml.、好みのレモンサワー2缶、せめてビールは
現地調達。アルコール以外もなんでも持ち込んでもいいそうです。

あとは、この日のために用意した本を2~3冊と編みかけの手袋を持ち込んで、
2泊3日の湯治に臨みました。


初日10:40に八重洲口を出発し、13:30くらいに宿に着きます。
つれあいが宿の主人の館内案内ツアーに参加している間、私は温泉街を散策。
その後、ゆっくり温泉へ。
激安旅館ですが、高級なお部屋もあり、館内のすべての温泉に入ることができます。
ちょっと遠いですが、広い露天風呂のある温泉は申し分なし。
その他に、歴史ある独特の湯舟を持つ元禄の湯や、貸し切り湯もすべて源泉かけ流し。

IMG_7514.JPG浪漫の廊下というらしい

なにより私たちが泊まった質素な部屋は、床下に源泉が流れており、一日中ポカポカ。
安い部屋でも、暖かい、というだけで心は満たされます。

まあこんなもんか、という夕食を済ませ、飲みかけのお酒を部屋で飲みます。

IMG_7516.JPG揚げ物のお魚が怪しい


東京駅の大丸で、四万温泉までのサービスエリアで食事休憩の際食べるお弁当に加え、
お漬物なども購入しています。
食事が足りないといけないので、栄養調整に納豆まで持参しました。


翌日は、朝ぶろの後、8:00から大食堂で朝食。温泉粥がなかなか美味しかった。
2日目は朝食も夕食もサラダは省略されてしまうのが、解せない。
ちなみに、食事は朝8:00~9:00、夕食は18:00から19:00と時間厳守。


朝食を終えた後は、運動のため3時間ほどウォーキング。

IMG_7517.JPGIMG_7529.JPG

重要文化財のお寺や四万川ダム、四万温泉の温泉街入り口まで下り、引き返して
手打ち手切りのお蕎麦で昼食。

IMG_7533.JPG葱のみのかき揚げだったけど

部屋に戻り、本を読んでまったり過ごします。
なぜか編み物をする気には全然ならない。せっかく持ってきたのに編んだのは一段
だけ。
そうしてゴロゴロついでに昼寝までしているうちに、けっこういい時間。

また温泉に入り、晩ごはん。2泊めの夕食は先にも述べた通り、野菜がなくて味の
濃いお料理ばかりでちょっと辛かった。この宿で連泊はないな。
翌日、10:00のチェックアウトまでゆっくり部屋で過ごし、10:45発のバスで
帰路に着きました。


早朝からのトレッキングをはさんで温泉宿に連泊することはあったけど、なんにも
しない滞在だというのに、2泊3日はあっという間でした。
そして、温泉に入りすぎて身体の脂が抜け気味、入浴後、お風呂(高級棟)備え付け
のアメニティの化粧水などを適当に付けて肌が荒れてしまいました。
そして食べ過ぎは防げても、お酒は飲み過ぎ(つれあい)。

湯治というにはやや不健康な3日間。
やはり湯治というと5日くらいは滞在しないとね。
自分たちの心構えが悪いのを棚に上げて、リピートはないな、という結論に達した
ビギナー向け湯治旅でした。
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見ていて辛い世界遺産候補 [旅 日本]

もう4日ですが、遅ればせながらあけましておめでとうございます。


長崎・五島列島3泊4日の旅、私の実家2泊、つれあいの実家1泊、神戸の友達の1泊、
最終日、お世話になった大阪時代の会社の支社長とのお食事を終え、長い帰省の旅から
戻りました。

IMG_7234.JPG


美味しいものを食べようと訪れた五島列島には沢山の教会が点在していました。
ロマンチックな存在かと思えば、それらは、迫害され、身を隠しながら信仰を続けた
キリシタンが作った悲しい歴史を物語るもの。
五島列島や天草の教会群が、世界遺産候補となっているそうです。
訪れた教会の前には、どこもその教会の成り立ちや迫害の歴史を物語る看板が立って
いて、見ていて辛くなるものばかり。


ぼちぼち新旧旅行のご報告も追ってアップしつつ、皆様本年もどうぞよろしくお願い
申し上げます。

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熊も出た、藤七・玉川・御生掛温泉 [旅 日本]

お盆休みは宮城、秋田、岩手を3泊4日で旅してまいりました。

初日は仙台に泊まって、街遊び。
最近、温泉宿ばかりでなく、地方都市に泊まり、美味しいものを食べて、夜を楽しむという
コースも取り入れています。

そして翌日、盛岡に移動し、レンタカーを借りて八幡平へ。
主旨である、温泉宿に泊まってトレッキングを楽しむ旅開始です。

八幡平.pngオレンジの辺りが八幡平エリア
IMG_6072.JPGトレッキング中の大池周遊路

盛岡駅から2時間ほど走って、初日は藤七温泉に宿泊。
知る人ぞ知る名湯ですが、施設がボロボロ。食事はバイキング。
バイキングでもいいけど、出遅れた人の分がないくらい質素な量・・・。

IMG_6027.JPGご来光が見られる露天風呂

翌日、次の宿泊予定の御生掛温泉に車を停めて、トレッキングに出発。

IMG_6046.JPGIMG_6059.JPG

途中、解放感ありすぎの露天風呂の横を通過。丸見えです。
これまた有名な、蒸けの湯。
もうね、このへんすごい温泉だらけなんです。

IMG_6039.JPGIMG_6081.JPG

いいお天気に恵まれて、大自然の中、おたまちゃんや蛇に遭遇しながら、気持ちよく歩く。
しかし、熊にも遭ってしまいました。

道を聞いた宿の人とか、色々な人に「熊鈴持ってる?」って聞かれて、だんだん不安には
なっていたけど、まさかホントに熊に遭遇するとは[あせあせ(飛び散る汗)]。熊鈴って飾りじゃないのね。


幸運にも、自治体職員のお兄ちゃんがいたからよかったけど、山の中で出遭っていたら、
パニくっただろうな・・・。

「このあたりの熊は襲わないんですか?よく襲われて亡くなっているけど・・・。」

と、お兄ちゃんに聞くと、
「うーん、襲わないですねえ。」
とのこと。

子育て時期や春先など、季節にもよるのかもしれないけど、八幡平の熊は襲わない
らしい・・・。

恐る恐る熊が横切った道を通り過ぎ、通り過ぎた後も警戒MAX。
関西弁の大声でしゃべりながら歩く。(熊鈴より話し声が効果があるとのこと)


軽いトレッキングに終わり、宿の駐車場に戻って、まだお昼過ぎ。
せっかくだから、車で玉川温泉に行って、立ちより湯をしよう。

IMG_6101.JPGIMG_6108.JPG

玉川温泉はすごかった。
こちらは割あい深刻な病状の方が、神頼みのように治癒を願って訪れるという温泉。
源泉が噴き出す山肌の近くの小屋の中で療養している方々や、立ち入り禁止の岩場に、
筵を敷いて寝転がっている人もいます。

お風呂はこれまた独特。源泉100%の湯舟に入るとチクチクして入っていられない。
50%の湯舟に浸かったり、20倍くらいに薄めた温泉を飲んだり(その後歯が溶ける
のでうがい必須)、いつもいくのんびりとした温泉とは違う雰囲気に圧倒される。
こういう湯治もできる療養型の温泉って、露天風呂がないんです。
私は露天がなくても泉質重視で満足ですが、つれあいは露天重視(チャラいよ)。

トレッキング中、湿原近くで、タイツの上からも容赦なく刺す藪蚊に悩まされたけど、
そのあと入った玉川温泉のパワーでかゆみがない!すごい殺菌力なのかも。

一日で、藤七、玉川、御生掛温泉に入るなんて、湯ただれもおこすわ。

IMG_6127.JPGIMG_6146.JPG


そしてマイルドな御生掛温泉で、寝る前4回目の入浴。
木造の建物に、泥湯、箱湯、蒸し湯、打たせ湯、に大小の湯舟が歴史を感じさせる。
別棟には、今もにぎわう湯治部があって、源泉が流れる床暖房完備。通年営業なので、
真冬に来てみたい。
交通費がかさみそうだけど・・・。


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熊野の千枚田 [旅 日本]

日本は山岳地形ですから、あちこちに千枚田があります。
それは熊野地方にもありました。

IMG_4997.JPG水が豊かなのね

三重県熊野市の内陸部。対向車とすれ違うのもギリギリの細い道を抜けて、山奥にぽっかり
現れる丸山千枚田。
水源は湧き水のようで、田にそそぐ水がザブザブと道に流れ出しています。

IMG_4994.JPG少しずつ田植えの準備が始まる

訪れたのは5月5日。
14日からは田植えが始まり、観光客は立ち入ることができないとのこと。

真剣にお手伝いするなら、見せてもらえるかもしれないけど、使いモノにならない
だろうな~。
作業の後も、使いモノにならなくなりそうだし。


田舎の人は田舎を卑下するけど、こんな桃源郷のような場所で生活することは、どんなに
すばらしいことだろう。
不便なだけに、受け継がれている生活の知恵や道具があって、回りの景色もずっと変わら
ない。

人って、それがどんなに貴重なものか、素晴らしいものか、って多くの人に分かってこそ、
満足するものなのよね。
都会に住んでいるから、セリーヌのバッグとかジミー・チュウのサンダルとが欲しく
なるんであって、田舎で毎日長靴を履いて、籠をしょって生活していると、そんな10万円
の靴なんて要るわけもない。
たまに山を越えて町まで映画を見に行っても、指輪はハリー・ウィンストンである必要は
1ミクロンもない。
そして、自分もそういうことに踊らされているひとりであるという・・・。

5月最後のある日、そんなことを考えながら、そろそろ緑が濃くなりつつあるであろう千枚田
のことを思いだしていました。

ま、猿もカラスもキラキラしたものが好きだから、ダイヤモンドに目がくらむのは仕方ない?

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