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国境の町ヴァルガ [車窓が好き]

バルト三国を移動する際、鉄道で国境を越えられるのは、エストニア~ラトビアのみ。
ラトビアからリトアニアも、刻めば可能かもしれないが、スムーズな移動とはいかなさ
そう。

IMG_0981.JPG国際線も発着する

そんなわけで、今回の旅の鉄道移動はタリン~リガまで。国境の町、ヴァルガで列車を
乗り替える必要があります。

朝は、空港近くの商業エリアで下車する通勤客が多く乗車していました。
地図を見る限り、空港から街まで、鉄道移動も不可能ではないと思っていたんだけどな。

IMG_0984.JPGIMG_0983.JPG

とりなおした鉄道切符。ヴァルガまでは一等車利用。巨大な荷物を持つ人で満席です。
途中、歴史ある大学がある町、タルトゥでたくさんの人が降りました。
時間があれば行ってみたかったけど、リガまで通しの列車は一日一本です。

DSCN7770.JPG牧歌的な風景が続く


あいにくのお天気の中、3時間ほどでヴァルガに到着しました。
最近ダイヤが変わったようで、リガ行列車まで2時間以上あります。
ちょっと長い気もするけど、お昼ご飯を兼ねた散策の時間も取れてよかった。

IMG_0994.JPGエストニアからの列車とヴァルガ駅



さて、ヴァルガとはどんなところだったかご紹介。
駅舎は意外と立派です。しかし、鉄道の窓口はなく、バスの切符売り場の窓口のみ。
鉄道の切符は、みなさん車内でおばちゃん車掌さん(見事にみんな女性だった)から買う
のです。

DSCN7782.JPG巨大コインロッカー1ユーロ

広い駅構内にはコインロッカーに小さなカフェを兼ねた売店、有料トイレ。


駅を出て左側に10分ほど歩くと大きなスーパー。さらに先に行くと、博物館やレストラン
がちらほら。通りには歩く人もおらず、かなり人口密度の低いところです。

旅の前半だというのに、すでに私の胃はかなり参っております。
スーパーのお総菜コーナーで、サラダいろいろ、チキンなどを購入して、ほっとする
昼食にいたしました。


駅に戻り、高架橋を渡って反対側を探索。小さな教会がありました。

DSCN7779.JPGDSCN7780.JPG


ラトビアから、私たちが乗る予定のかなり年代物の列車が入ってきました。
DSCN7788.JPGDSCN7789.JPG

戦車や軍関係の車両を乗せた列車や、鉄鉱石やオイルなどの物流車両が行き交うヴァルガ。
バルト三国は、それぞれの国より、ロシアへの国際線の方がたくさん走っているみたい。

DSCN7785.JPGラトビア行きも同じホームから

やや不安のある国境越えでしたが、毎度のことながら、行ってみなければわからない。
行ってみたら案外すんなりいくことも多い。

お天気も良くなってきました。ラトビア・リガへ向かいます。

DSCN7796.JPG北欧の車窓に似ている
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只見線ふたたび [車窓が好き]

久しぶりに只見線に乗りに行ってきました。

IMG_0203.JPG鉄の人工物も赤だと雪景色に映える

なぜ久しぶりなのか、と自問してみると、前回、お盆の季節に行ったとき、ディーゼル
車にクーラーは無く、暑かったのなんの。その辛さがトラウマになっていたせいか。
(途中のトンネルを抜けたら、冷気が入り込んで一気に20度になったけど)

そして、2011年の豪雨による被害のため、未だ一部バスの代行輸送になっていて、
建前上、列車との接続はしない、と、書かれていたことも一因。
(ちゃんと代替バスで接続しています。しかも車掌さんが事前に乗客にバス利用を
聞き取りしてくれて、積み残しは無し)

只見線.JPG

沿線にはよい温泉がたくさんありますが、特に会津若松寄りには魅力的な宿が点在
しています。
宿泊地とダイヤの兼ね合いで、いつも逆時計回りの乗車になってしまう只見線。


まずは早戸温泉の素朴な宿に一泊。

IMG_0240.JPG休日前でも一泊2食付き1万円

IMG_0223.JPGIMG_0234.JPG

只見川を臨むお風呂は小さいけど、泉質は申し分なし。
山菜やキノコなどの保存食を使い、心のこもったお料理を出してくれるうれしい宿
だった。

IMG_0243.JPG早戸駅から見た風景

二泊目は、ずっと前から気になっていた西山温泉へ。

IMG_0287.JPG土休日前一泊2食付き1.1万円

IMG_0290.JPGIMG_0295.JPG

お殿様の湯殿のような貸し切り風呂。
一つの宿に3つの源泉を持つとは、なんと贅沢な。
近所にマニアに有名な老沢温泉(お風呂場に神社がある)があったけど、他所のお風呂
まで行く余裕がありません。



鉄道の旅は運動不足になりがち。なのにいつもより食べ過ぎ。
これではいかんと、西山温泉から往復8キロほど歩いて向かった先は地熱発電所。
案の定、PR館は3/31まで冬季閉館中でした。

IMG_0277.JPG国内10箇所ある地熱発電所のひとつ

地熱発電所があるとは、温泉力の強さを物語っています。


只見線沿線には湯治の宿も多く、冬季、のんびり滞在するのにいいなあ。
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メッシーナ経由シラクーザへ [車窓が好き]

日本からイタリア国鉄のHPで検索すると、パレルモからシラクーザまでは内陸部を経由する
ルートしか出てきません。
シチリア経済全体がそうですが、シチリア内の鉄道は、経営の悪化から運行本数も減り、その
ことによりバスに乗客が流れるので、ますます利用する人が減るという悪循環。
でも、鉄道の旅は、旅行者にとってはとても魅力的です。
ネット購入はあきらめて、現地窓口で購入することにしました。

乗車前日、散歩がてらパレルモ中央駅へ。

DSCN6658.JPG初日バスで到着したパレルモ中央駅

遠回りの海岸線を走るメッシーナ経由の切符を買いたいけど、この場合、最短コースを
ゴリ押しすることが常のラテンの国。
しかし、親切な駅員のおじさんがすんなり発券してくれ、準備完了。
日付を間違っていたのに、ちゃんと直してくれて、乗り継ぎ時間のメモまで書いてくれました。



やっぱり鉄道の旅はいいな。
私たちの旅はいつも、脚がマリオネット状態になるほど歩くものだから、鉄道での移動が、
車窓を満喫できる時間であるとともに、ひと息つける貴重な休息の時でもあります。

DSCN6661.JPGバリデータするのを忘れないように

パレルモ出発。右回り海側の席を陣取って、延々海を眺めながら進みます。
あれ?身体の左側が焼けていると思ったら、このせいか?

IMG_2315.JPGティレニア海は美しい

IMG_2313.JPGもうバカンス、スタート?

IMG_2307.JPGどんな小さなビーチでも海水浴

メッシーナは、イタリア本土から来た鉄道車両がフェリーに乗ってやってくる港直結の
(メッシーナ・マリッティマ)駅があります。

DSCN6669.JPG御多分に漏れず駅前は寂れ気味

私たちの列車は、手前のメッシーナ中央駅で終点。そしてここでお昼ご飯調達。

駅前ビルの裏側まで回って、ちいさなバールで、サンドイッチやパニーノ、つれあいの
ビールを、英語が全く通じないマダムや親切な店員さんとやり取りしてなんとかゲット。

DSCN6673.JPGDSCN6672.JPG
栓を抜いて、コンと再度固定してくれた          またしても食べかけ、失礼

今度はシラクーザ行の列車に乗り込みます。
イタリア本土を彼方に見ながらしばらくして、うつらうつら。

DSCN6676.JPG対岸はカラブリア州

居眠りしていたら、もうすぐタオルミーナ。

DSCN6679.JPG次は人気観光地タオルミーナ

IMG_2316.JPG有名な小島、イゾラ・ベッラ

タオルミーナ滞在も考えたけど、町の中心部が駅から遠い山の上にあるし、タオルミーナに
行くって言うと、イタリア人に馬鹿にされる(おのぼりさんだから)という話も聞くし、まあ、
映画で人気になり、テーマパークのようになった町なのでパスしました。


パレルモの商業都市カターニアに停車。

DSCN6681.JPGシラクーザまで51㌔

カターニアはパレルモ第二の都市ですが、パレルモより治安が悪いかもしれません。
暗くなってからの街歩きは避けた方がよいらしく、車窓から見る街の風景は、ゴミや落書きが
多く、すさんだ感じだった。
そういえば、少し前から無賃乗車の取り締まりが厳しくなり、乗客が乗り込むたびに切符の
チェックが始まった。切符を持たない黒人が追い払われたり、乗ってくる人もちょっとややこし
そうな人が多い。

カターニアを過ぎたら乗客はすっかり少なくなり、また旅行者や学生たちだけの、のんびり
空間に戻りました。

IMG_2328.JPG美しい海岸の町

シラクーザに近づくにつれて、イオニア海沿岸は意外に工業地帯。
この先に、美しい街が本当にあるのかしら?


8:04にパレルモを出発し、ずっと海を見ながら(ちょっと内陸あり)15:32シラクーザに
着きました。

DSCN6685.JPGメッシーナからは近代的な列車で

DSCN6686.JPG小さなシラクーザの駅
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真ん中をズーム [車窓が好き]

つれあいがメールで送ってきた、味気ない車窓風景。

IMG_1724.JPG天気はよい[晴れ]

なんだこりゃ?

写真中央をズームしてみると、

IMG_1724 (3).JPG

そこにはあの真っ白なお城が。
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行ってきます、と、よいお年を [車窓が好き]

今年の締めくくりは、金沢~山陰~関西帰省の7泊の旅に出ます。

ハワイ行きの、マイレージ特典航空券を12月頭までキャンセル待ちしていたけど、結局アウト。
それが分かった時は、もう、巷で人気のサンライズ出雲は、出発一か月を切っていて、こちらも
余裕の満席でアウト。
それなら雪の日本海を眺めながら、ゆっくり鉄道の旅をしよう、ということになりました。

image.jpgトンネルを抜ける前から雪国でした

今年も一年、やっぱり早かった。

この歳になると、つくづく思う、健康が一番。
いつの間にか人生も折り返し地点。
平均寿命が延びた現代、健康寿命を延ばして、強くたくましく生きていかなければ。


拙ブログに来てくださった皆さん、今年もありがとうございました。
来年も、ボチボチのんびり、やってまいりたいと思います。

みなさまに、健康で幸多き一年が訪れますよう。

よいお年を。

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ベルゲン急行 [車窓が好き]

ムンクや工芸博物館を見た後、中華ランチを採り、次に向かいましたのは郊外のBYGDOY
(ビグドイ)地区。

DSCN5513.JPG窓も大きく、観光にもってこい

ここへは中心部の港から、フェリーも出ているのだけど、市内交通一日パスは使えない。
街を見がてら、バスでぐるっとまわっても、たいした距離ではありません。

ビグドイ地区には、バス路線沿いに、ノルウェーの野外民族博物館があり、有名なスターヴ教会
が移築されています。かつては1000以上の教会がありましたが、今では30ほどしか残されて
いません。
ノルウェーの過激ロックバンドのメンバーが放火して、いくつかの貴重なスターヴ教会を焼失
させてしまったらしいけど、極右組織の癇に障るような存在なのかなあ。
時間と入場料の関係で、ささっとフェンス越しの撮影で、通り過ぎたスターヴ教会。

DSCN5509.JPGDSCN5510.JPG  
裏門だけしっかり撮影                 ここまで来て、入らない人も珍しかろう

ノルウェーの古い木造建築の特徴としては、屋根に草がボーボー生えていること。旅行中、
車窓からもいくつか見ました。髪の毛のようでおもしろい。

DSCN5360.JPGこれはロフォーテン諸島にありました




その後、おしゃれな雑貨店が集まる、グリーネルロッカ地区や、その近くにあるしゃれた
屋内市場マートハーレンをのぞいてみる。
どこでも地元の人がのんびり楽しんでいる姿をたくさん見ます。なんか余裕があるんだよなあ。

DSCN5517.JPGDSCN5519.JPG
比較的新しい施設                閉店時間が近く空いているイートインコーナー
DSCN5522.JPGショーケースも美しい
DSCN5523.JPGお高いんでしょうね
DSCN5520.JPGお菓子の店もいろいろ


中心部に移動して、お魚屋さんが経営する、シーフードレストラン・フィスケリエへ。
欧米人は屋外が好き。西日が降り注ぐ外の席を避けて、店内カウンターでフィッシュ&チップス
をオーダー。これ、3500円くらいだったかな。サクサクふわふわで美味しかった。
ワインは相変わらず一杯1700円、ビールの小瓶は1000円。ああ、物足りない。

DSCN5525.JPG
危うく”SASHIMI”を注文するとこだった

品切れや、ノルウェー語メニューが分からなくて、とりあえずの軽い食事になってしまった。
現地の人も多そうだけど、さすがの値段のせいか、二人で前菜一皿+メイン各一皿って感じ。
メインだけの人も多く、ワインもボトルをオーダーしている人は少ない。稼いでいるはずなのに。




朝7:04にオスロに着いて、翌8:05にベルゲン行の列車に乗るまで、オスロ滞在24時間。
けっこう満喫しました。

翌日、ホテルの朝ごはんをしっかり食べて、ホテル前の通りを走るトラムに乗ってオスロ駅
に向かいます。

DSCN5530.JPGベルゲン行きは3番線ね

ベルゲン急行は、北欧でも人気の路線。途中で乗り換えるフロム鉄道は、特に有名です。
フロム鉄道はまたいつか。今日はベルゲンまで6時間の車窓の旅を楽しみます。

IMG_2632.JPG


DSCN5535.JPGプラットフォーム前にバス乗り場!


DSCN5588.JPG

冬はどうなっちゃうんだろう・・・

本物のスターヴ教会のひとつは、フロム鉄道に乗り換えた先、さらに船に乗り換え、そこからバス
に乗ったところにあるらしい。それでも、まだアクセスがいい方だそう。

DSCN5547.JPG

DSCN5568.JPGどんどん標高が高くなると

DSCN5591.JPG

DSCN5574.JPG

盛夏でも残る雪。これは氷河なのかな?



山岳地帯は変化に富んでいます。興味深い車窓の旅も終わりに近づき、そろそろベルゲン近郊
の街が見えてきました。

DSCN5599.JPG斜面にかわいいおうち

DSCN5605.JPG

ようこそベルゲンへ!

IMG_2646.JPG

くし型ホームのベルゲン駅。この旅最後の街に着きました。

オスロ~ベルゲン 普通席
2名料金:498NOK(8758円)


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ふたたびの夜行列車 [車窓が好き]

ボードーから、まずは終点トロンハイムへと南下します。

DSCN5424.JPGDSCN5422.JPG
近代的な車両                   分別ごみ箱に案内板      

DSCN5428.JPG
海沿いなので、右側の座席を予約していました。
ボードーからオスロまでは、トロンハイムで乗り換える必要があります。

ボードー~トロンハイム 普通席
トロンハイム~オスロ 一等ツイン個室(シャワーなし、トイレ共同)
2名料金1548NOK(27224円)

スウェーデンの夜行列車の半額。なかなかリーズナブルです。
チケットは、ネットで予約し、PDFでプリントアウトできるタイプでした。

DSCN5455.JPG

10時間弱の車窓の旅は、延々と続くノルウェーの森と海。居眠りしては外を眺め、夕方
には、調達したお惣菜やパンの寂しい食事。私たちの場合、鉄道>酒>食事なので、
我慢はできます。今回も、ふたり欠かさず陀羅尼助丸を飲んでいるけど、そもそも食傷
気味になるほど食べていません。

DSCN5446.JPG
煙草を吸いに外に出る人が多い

トロンハイムでの乗り継ぎは、1時間強。駅のキオスクでは、ミネラルウォーターの500ml
が、500円近いという、あこぎな値段で売られていたので、近くのスーパーまで行って
大きなボトルをを調達したり、オスロからベルゲンまでの切符を自動販売機で発券
したり。

ちなみに、トロンハイムは、ノルウェーにある4つの国立大学のひとつがある街です。
駅構内には、若人があふれかえっています。北欧のピチピチ女子大生は、まだまだ
洗練されておらず、みんな男受けが気になる歳ごろのロングヘアー。

え、国立大学が4つしかない!?
それもそのはず、ノルウェーの人口は、510万人!北海道や兵庫県、福岡県の人口より
も少なく、なのに国土は、日本よりちょっとだけ大きい。
今回私たちが旅したエリアは、気候の厳しい北部中心だったので、どうりで集落も
なく、人っ子ひとりいない森が延々と続いていたわけです。


トロンハイムの大学生でにぎわう駅から、オスロ行きの寝台列車に乗り込む時間が
来ました。

DSCN5468.JPGDSCN5470.JPG
DSCN5471.JPG洗面台はありがたい

指定の個室に行くと、ドアには、食堂車にいる車掌にカギをもらってください、と、
書かれています。スウェーデン国鉄は、ドアにカードキーが刺さったままだった。

あれ?部屋にシャワーがないの?隣のコンパートメントのおばちゃんとちょっと立ち話
をした後、シャワーのことを聞いたら、「ノー・シャワーよ!」。
共同でもシャワーはないみたい。ジャンパーを着る気候なので、何とか大丈夫だけど、
ちょっとミスったなあ。だから、HPに、オスロの駅前のホテルで、朝食とシャワーの
プランを紹介していたのね。料金も安いから、そうだよね。

出発は23:13。オスロには、翌朝7:04着予定。
朝も早かったし、もう眠い。でも、外はいつまでも明るい。
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夜行列車ノールランストーグ [車窓が好き]

北欧乗り倒しの旅、第一弾にして、一番の楽しみ、夜行列車ノールランストーグに乗る
時間がやってまいりました。

DSCN5126.JPG清潔でモダンなインテリアの一等ツイン

DSCN5132.JPGDSCN5133.JPGDSCN5128.JPGDSCN5136.JPG


スウェーデン国鉄のHPで、ストックホルムからナルヴィクまでの切符をとった顛末は、
話せば長くなるのですが、こういうことを、いろいろな方々のブログの情報を探して、
解決に至らなかったので、記すことにいたします。

ストックホルム~ナルヴィクのノーランストーグ(夜行列車)は、ボーデンで、ルーレオ~
ナルヴィク(2等席のみ)の列車と連結するとのことでした。
ルーレオ~ナルヴィクでチケットを予約すると、1等席がないので、寝台車両は切り離さ
れるのか?2等列車のみになるのか?そのあたりが不明で、かつ、同じルート・時間に、
いくつかの列車番号があったりして、区間を変えると予約できたり、選択肢が出なかったり。
どうも、スウェーデン国鉄のHPのシステムが甘いようで、結局は出たとこ勝負になった
わけです。

朝になれば、起き上がってずっと景色を見ているのですから、1等個室じゃなくても構い
ません。ナルヴィクまで通しで買うより、ボーデンから2等列車のチケットを別に買った
方が安くつく。ボーデンでの接続時間1時間20分くらいの間、1等切符についている
朝食を、駅の近くのホテルでもとれるといいますし、まずは、ストックホルム~ボーデン
までの寝台の切符をおさえました。後の区間は、2等の普通席なら、競争率も低そうだし、
様子を見ながら旅行10日前くらいに予約をとりました。

さて、結局のところ、どうなったかというと、ボーデンに着く前に、車掌さんがやって
きたので、ルーレオ(ボーデンより以東の駅)~ナルヴィクの2等切符を見せました。
「列車を乗り替える必要はない、ずっとここにいなさい。ダイヤが変わりました。」と
おっしゃいます。列車の運用の問題かしら。

というわけで、寝台車両は切り離されることなく、ボーデンからは2等の切符しか持って
いないにもかかわらず、1等個室をその後7時間半ずっと使うことができました。
多分、日本だったら、だめだろうな。

DSCN5167.JPG食堂車で朝ごはん
DSCN5171.JPG1等チケットに含まれています

朝食は、切符に含まれていて、食堂車の陳列棚から、サンドイッチ的なものひとつ、
ジュースかミルクかヨーグルトなどからひとつ、あとはコーヒーがもらえます。

寝台車両はだめですが、普通車両にはペットはリードだけで乗車可能。
でっかいワンちゃんが、通路をふさいでいたり、長い停車時に、あちこちで散歩させて
いたり。
結構な荷物を背負わされている旅行中のワンちゃんもいました。

DSCN5156.JPGお散歩中

DSCN5184.JPGキールナは鉄鉱石の産地

ノールランストーグは、キールナで産出する良質な鉄鉱石を、不凍港のナルヴィクへ
運ぶためにできた鉄道です。
自然以外にも、興味深いことが多く、通路に出て眺めたり、コンパートメントから景色
を見たり、眠くなったら横になったり。なんと快適なことか!


ストックホルム~ボーデン
1等ツインコンパートメント《トイレ・シャワー、シャンプー、バスタオル、小さな紙パックの水付き》
2名料金2905SEK
ルーレオ(ボーデンでは選択肢がなかった)~ナルヴィク(結局2等席は使用せず)
2等座席
2名料金608SEK
合計3513SEK、日本円で約55473円(1SEK=15.55~15.81円)



DSCN5283.JPG
DSCN5216.JPGテーブルマウンテンのような

IMG_2581.JPGクリックで拡大


キールナからナルヴィク間のフィヨルドは、今まで見た中で、一番美しい車窓の風景でした。

17:50にストックホルムを出発して、翌日の14:58にナルヴィクに到着。
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ごぶさた、各駅の旅 [車窓が好き]

休みになると、どこかに出かけずにはいられない、うちのつれあい。しかもお盆休みときた。

確かに、家に居ても、暑いだけ。映画を観に行っても、映画が終われば、また暑さから逃れる
ためにデパートなんかに入って時間をつぶす、毎度同じパターン。

しかし、旅行に出ると言っても、屋久島、ハノイ、ペルーと、散財続きなので、抑え気味に
行かなくては・・・。とは言っても、屋久島(羽田⇔鹿児島)、ハノイは特典航空券使用

そうだ!久しぶりに青春18きっぷを使って、涼しいところへ一泊の旅に出よう!

青春18きっぷは、久しぶり。
かつて、大阪からムーンライト(夜行)に乗って、九州や四国まで、東京に引っ越してからは、
未知の東北へと、充分使ったけど、他の企画切符を使ったりして、だんだん行き先のネタが
尽きてきた。
加えて、体力的に厳しくなったりで、おのずと18きっぷもを使うことも遠のいて・・・。

姥湯温泉 060.jpg山形県の峠駅は雪よけの中

冬季は営業していない、標高1300mの山形の温泉へ。

帰りは、仙山線をまわって東京まで遠回り。せっかくここまで来たら、ローカル線を走らねば。
仙台からは、列車を乗り継ぎ、6時間半かけて最寄駅まで。
首都圏と地方都市を結ぶ普通列車に乗る人は多く、東京から離れるに従い、編成車両は
少なくなる。つまり人は多いまま、座席は少なくなっていく。

途中、”やっぱり18きっぷは卒業やね。”と、話していたけど、発端は、
”どうせ家でだらだらクーラーをかけて過ごすより、列車に揺られて長い時間を過ごした方がよい”
というものだったことを思い出した。

姥湯温泉 084.jpgもっと田舎がいいな

だから、これでよかったのだ。
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つかのまの幸せ [車窓が好き]

マチュピチュへの道は、最高でした。
                            2013ペルー 099.jpg

しかし、とても遠いです。やはり。

2013ペルー 053.jpgペルーレイルの車両

滞在しているホテルは、クスコから車で1時間半ほどの、ウルバンバという村にあり、
敷地内にマチュピチュ行きの始発駅があります。
それが、このホテルを選んだ、ポイントでもありました。

2013ペルー 049.jpgウルバンバ駅

日本で予約した切符は、先頭車両の最前列!
そんなの、日本でも乗ったことない(>▽<)

2013ペルー 072.jpgなんて幸運! ま、中国人に座られていたけどね。

マチュピチュ遺跡に行くためには、この専用列車の往復、遺跡入口までの往復バス、
マチュピチュ遺跡への入場料、が必ず必要になります。
列車のランクにもよりますが一般的に、2万円強の経費は絶対かかります。
これがツアーともなると、手配手数料や送迎代が加算され、おのずと費用は膨らんでいきます。
逆に、列車に乗らずに7時間歩いたり、ふもとから遺跡までのつづら折りの道を歩いたりと、
節約する方法もあります。つづら折りを下るくらいなら、できそう。でも千円ならバスに乗りたい。
行くまで知りませんでしたが、この遺跡一つで、相当もうかってると思われます。

2013ペルー 058.jpgビスタドーム車

2013ペルー 065.jpg対向車待ち





途中、軽いスナックと飲み物のサービスがあります。
このパンもクッキーも、砂が入っているような食感がありました・・・。

2013ペルー 066.jpg砂をかむ感じ、イヤよね?

アマゾン川の支流、ウルバンバ川沿いに、2時間半の車窓の旅を終え、マチュピチュ村に到着。

2013ペルー 068.jpgマチュピチュ駅

ここから、近くのバス停まで歩き(人の流れに着いて行った)、マチュピチュ遺跡まで、観光客
をどんどんピストン移送するバスに、30分ほど乗ります。

ああ、ここがずっと来たかったマチュピチュか。

2013ペルー 087.jpgどこからともなくリャマ登場

意外に、2時間もあれば、見て回れる範囲。ま、こんなものかな、という感じです。
私たちにとっては、どちらかというと、この後、クスコからプーノまで走る列車、アンデアン・
エクスプローラーに乗る方が楽しみなのです。



高山病対策も兼ね、クスコ(標高3400m)到着後、すぐウルバンバ(高度2800m)へ移動し、
2泊したラグジュアリーなホテル。おかげで、高山病はまったく影響なく、ペルー滞在中は、
ワインもボトルで飲んでました(#^ ^#)。

2013ペルー 194.jpgTambo del Inca

2013ペルー 035.jpg

洗練されたレストランで、ディナー(えらく高い)したり、ウルバンバ村のダウンタウンをお散歩
したり、夜は、ローカルのレストランに出かけたり。

2013ペルー 177.jpg日本から予約

2013ペルー 212.jpg向こうの女性はこっそり撮る

2013ペルー 205.jpg2013ペルー 201.jpg可愛いトゥクトゥク
2013ペルー 199.jpg2013ペルー 208.jpg




ここを起点に、マチュピチュ観光をしたわけですが、幸せだったのはこの時だけ。

あわや、マチュピチュに行けないかも、と思われた初日を含め、最後の日まで、私たちの旅行は
散々なものだったのです。

それはまた、後でお話しすることにしましょう・・・(イタリア小さな村の物語風に・・・)。
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